ウーブン・プラネット Automated Driving Strategy and Mapping Vice President マンダリ・カレシーのコメント CARMERAをウーブン・プラネットに迎えることができ、本当に嬉しく思います。AMPは、ウーブン・プラネットのビジョンである「Mobility to Love, Safety to Live」を実現するために、会社設立当初から取り組んでいる重要なプロジェクトです。最近では、いすゞ自動車株式会社や日野自動車株式会社、三菱ふそうトラック・バス株式会社との提携を発表するなど、AMPの活用による商用車・乗用車の安全な自動運転の実現に向け、着実に前進しています。CARMERAがチームに加わることにより、AMPの開発をより加速させることができます。また、CARMERAの持つ高精度地図のリアルタイムな変更に特化したソフトウェアスタックと、クラウドソーシングに合わせてカスタマイズされた独自のハードウェアは、AMPのマッピング技術に対する取り組みを理想的に補完するものです。CARMERAが有する世界トップクラスのエンジニアが加わることにより、戦略的な目標の達成を早め、米国での事業を急成長させることができると確信しています。
ウーブン・プラネットとは、その前身であるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(Toyota Research Institute - Advanced Development、以下「TRI-AD」)時代から、東京、米国ミシガン州デトロイト、アナーバーにおいて協業に取り組んでおり、今回の買収の基礎を築いてきました。さらに、TRI-ADとCARMERAは、2018年、2019年、2020年の共同プロジェクトを通じて、市販の車載カメラを使用するなど、デバイスに依存しない汎用的な情報から高精度地図を生成、更新できることを実証しました。
ウーブン・プラネット・グループについて
ウーブン・プラネット・グループは、2018年に設立されたトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社の事業を更に拡大、発展させるために、2021年1月にウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、ウーブン・コア株式会社、ウーブン・アルファ株式会社、ウーブン・キャピタルの新体制のもと事業を開始しました。それぞれの強みと専門性を活かし、相乗効果を生み出し、ビジョンとして掲げる「Mobility to Love, Safety to Live」を実現します。自動運転技術、ロボティクス、スマートシティなどの分野において、新しいイノベーションの創出とパートナーシップの拡充を通して、人々の働き方や暮らしを変えていきます。コネクティッド技術に支えられた安全でサステイナブルなモビリティを創り、すべての人々に幸せを届けることを目指しています。詳細はこちらをご参照ください。 https://www.woven-planet.global/jp/
CARMERAについて
CARMERAは、車両のクラウドソーシングとリモートセンシングを利用して、ストリートレベルの変化を世界的な広さと高解像度で捉えるサービスを提供する企業です。CARMERAは、オープンシステムアプローチを採用し、世界の主な自動車会社、商用モビリティ事業者および地図生成プラットフォームと連携しています。CARMERAは、地理空間、機械学習、コンピュータービジョンの各分野で活躍する人材から成るチームと、GV(Google Ventures)を始めとする企業からの支援を受け、米国ニューヨークおよびシアトルに本社を置いています。また、CARMERAは、フロスト&サリバン社の「2020 North American Mapping Company of the Year」など、複数の業界賞を受賞しています。詳細はこちらをご覧ください。 https://www.carmera.com/